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グレーゾーン向けオンラインカウンセリング3社を比較|特徴や選び方を体験談をもとに解説

グレーゾーン向けオンラインカウンセリング3社を比較|特徴や選び方を体験談をもとに解説

この記事のポイント

  • グレーゾーンで診断がなくても、オンラインカウンセリングは受けられる
  • 「こういう人にはこれ」の結論を最初に提示。3社に絞って比較する
  • 料金体系・発達障害への対応・カウンセラーの質で横比較
  • 筆者自身が利用した体験をもとに、初回で何が起きるかも紹介
  • 「まず1回だけ試す」で十分。合わなければ変えていい
もーやん

カウンセリングって、病気の人が受けるものじゃないの? 発達障害グレーゾーンで診断もないのに受けていいのかな。

かりぶー

全然いい。「自分の特性を整理したい」「対処法を考えたい」って理由で受けてる人、普通にいる。自分もそうだった。

もーやん

でもサービスが多すぎて、どれがいいのかわかんない。19社比較とか出てくるけど、逆に選べなくなるんだよね。

かりぶー

わかる。だから今回は3つに絞った。「グレーゾーンの大人が使う前提」で選んでるから、自分に合いそうなものが見つかると思う。

この記事では、グレーゾーンの大人がオンラインカウンセリングを選ぶときに必要な情報を整理します。3社の料金・カウンセラーの質・発達障害への対応を比較し、「こういう人にはこれ」のマッチングを示します。

目次

この記事が向いている人・向いていない人

この記事がどういう方に向いているかを先に整理しておきます。

向いている人
向いていない人
  • カウンセリングを受けてみたいが、対面は敷居が高いと感じている
  • どのサービスを選べばいいかわからず、絞り込んだ比較がほしい
  • 「グレーゾーンで診断がないけど相談していいのか」が気になっている
  • 料金を比較して、続けられるかどうかを判断したい
  • すでに通院中で主治医がいる → まずは主治医に相談するのが先
  • まだ自分の特性が整理できていない → 「自分は発達障害かも」と思ったら最初にやること(「自分は発達障害かも」と思ったら最初にやること)を先に
  • 対面でのカウンセリングを探している → うららか相談室は対面にも対応しているが、本記事はオンラインが中心

向いていない人に該当する場合でも、「カウンセリングで何ができるか」の概要だけ知りたいなら読み進めて問題ありません。

まず結論 ― こういう人にはこのサービス

最初に結論を出します。3社それぞれ強みが違うので、「自分が何を求めているか」で選ぶのがポイントになります。

以下がマッチングの目安です。

あなたの状況おすすめ
まず試したい。月額で予算を管理したいKimochi — 月額4,480円〜。サブスク型で始めやすい
カウンセラーをじっくり選びたい。「書く」相談もしたいcotree — マッチング診断あり。メッセージ相談にも対応
対面も視野に入れたい。発達障害に詳しい人を探したいうららか相談室 — 800名以上在籍。対面OK。発達障害対応カウンセラーを検索できる

あくまでざっくりとした目安なので、迷ったらまず1社で1回だけ試してみるのが早いです。以下でそれぞれの詳細を比較していきます。

なぜこの3社なのか ― 選定基準を先に共有する

「オンラインカウンセリング おすすめ」で検索すると、19社比較みたいな記事が出てきます。でも19社並べられても選べません。

この記事では以下の基準で3社に絞りました。

  • カウンセラーの資格基準が明確
    臨床心理士(大学院で心理学を修めた民間資格)or 公認心理師(国家資格)が在籍し、審査制度があります
  • 発達障害・グレーゾーンの相談に対応
    カウンセラー検索やプロフィールで対応領域を確認できます
  • オンライン完結で通院不要
    ビデオ・電話・メッセージのいずれかで相談できます
  • 料金体系が透明
    隠れた追加費用がなく、継続した場合のコストが読めます

この4つを全て満たすサービスは意外と少ないです。19社を比較して最終的にこの3社が残りました。

各社の特徴とレビュー ― グレーゾーンの視点で見る

ここからは各社の基本データと、グレーゾーンの大人が使う前提で見たときの良い点・気になる点を整理します。

cotree(コトリー)― じっくり選びたい人向け

cotreeは日本最大級のオンラインカウンセリングサービスで、マッチング診断によるカウンセラー提案が特徴です。

項目内容
運営株式会社JMDC(東証プライム上場グループ)
カウンセラー厳選審査制。実務経験3年・100件以上が登録要件
資格臨床心理士・公認心理師が半数以上(他はキャリアコンサルタント等の有資格者)
料金話す:5,500円/45分(1回)〜4,840円/45分(5回パック)
方式ビデオ・電話・メッセージ
発達障害対応カウンセラー検索で「発達障害」カテゴリあり

料金は都度払いなので、まず1回だけ試したい場合にも使いやすいです。5回パックだと1回あたり4,840円になります。

良い点と気になる点を整理します。

  • マッチング診断でカウンセラーを提案してくれる
    質問に答えると自分に合いそうなカウンセラーを提案してくれます。800人の中から自力で選ぶよりずっと楽です
  • 「書くカウンセリング」が選べる
    話すのが苦手な人、まず文章で整理してから話したい人にはメッセージ形式が合います
  • 審査基準が厳しく質のばらつきが少ない
    実務経験3年・100件以上が登録要件なので、経験の浅いカウンセラーに当たりにくいです

一方で、都度払いのため月2回だと約10,000円になります。コストが読みにくい点と、カウンセラーの総数が非公開で予約が取りにくい時間帯がある点は頭に入れておいた方がいいでしょう。

うららか相談室 ― 対面も視野に入れたい人向け

うららか相談室はカウンセラー数が800名以上と圧倒的に多く、オンラインだけでなく対面にも対応しています。

項目内容
運営株式会社ココドコロ
カウンセラー800名以上。臨床心理士346名以上
資格全員が臨床心理士 or 国家資格保有
料金ビデオ/電話 5,500円/50分、メッセージ 4,620円/3往復、対面 5,500円〜/50分
方式ビデオ・電話・メッセージ・対面の4方式
発達障害対応プロフィールに「発達障害」対応を明記しているカウンセラーあり
利用者満足度93%

4方式(ビデオ・電話・メッセージ・対面)に対応しているので、オンラインで始めて途中から対面に切り替えるといった使い方もできます。

  • 「発達障害 大人」で絞り込んでも相当数ヒットする
    プロフィールに対応領域が詳しく書いてあり、「全年代における発達障がい当事者とその家族へのカウンセリング」など具体的に明記されています
  • 対面も選べる
    オンラインで何回か話して「この人に直接会って相談したい」となったときに切り替えられます
  • カウンセラー数が圧倒的
    選択肢が多い分、自分に合う人を見つけやすいです

気になるのは、カウンセラーが多すぎて自分で選ぶのが大変なことです。cotreeのようなマッチング機能は充実していないので、プロフィールを読んで自分で判断する必要があります。料金も都度払いで、月2回利用すると約11,000円になります。

Kimochi(キモチ)― まず試したい人向け

Kimochiはサブスク型のオンラインカウンセリングで、月額制で計画的に利用しやすいのが特徴です。

項目内容
運営株式会社remental
カウンセラー公認心理師に限定
料金月額制。ととのい(月1回)4,480円〜 / のびのび(月2回) / じっくり(月4回)
方式ビデオ
発達障害対応メンタルヘルス全般対応
利用者満足度96%
その他初月割引あり。22:00まで対応

月額制なのでコストが事前に読めます。月2回でも6,000〜8,000円程度で、都度払いの他2社と比べて続けやすい価格設定になっています。

  • サブスク型で月額が決まっている
    「今月いくらかかるか」が最初にわかります。予算を気にしながらセッション数を決める必要がありません
  • 「まず1ヶ月試す」のハードルが低い
    初月割引があり、月1回プランなら4,480円で始められます
  • 22:00まで対応
    仕事終わりに受けやすいです。平日の夜しか時間が取れない人にも使いやすいです

一方で、発達障害への専門性がプロフィール上では見えにくいです。メンタルヘルス全般対応なので、事前にカウンセラーの対応領域を確認しておいた方がいいでしょう。また、比較的新しいサービスのため、カウンセラーの総数はcotreeやうららかほど多くありません。

もーやん

料金だけで見ると、Kimochiが一番安いんだね。でも発達障害に詳しいかどうかがわからないのはちょっと不安かも。

かりぶー

そこは気になるよね。カウンセラーの専門性を重視するならcotreeかうららかで「発達障害」で絞り込む方がいい。費用を優先するならKimochiで始めて、合わなければ変えるでもいいと思う。

3社比較表 ― 主要項目を一覧で確認する

ここまでの情報を一覧にまとめました。スマホの方は横スクロールで全項目を確認できます。

比較項目cotreeうららか相談室Kimochi
料金体系都度払い都度払い月額制
1回あたり5,500円/45分5,500円/50分月額の回数割り
月2回利用時約10,120円約11,000円約6,000〜8,000円
カウンセラー数非公開(厳選)800名以上非公開
資格要件臨床心理士 or 公認心理師臨床心理士 or 国家資格公認心理師限定
発達障害の相談○(検索可能)○(プロフィール明記)△(全般対応)
カウンセラー選びマッチング診断自分で検索
方式ビデオ/電話/メッセージビデオ/電話/メッセージ/対面ビデオ
初回のハードル

月2回以上続ける前提ならKimochiのコスト優位が大きいです。一方、発達障害を専門とするカウンセラーを指名したい場合はcotreeかうららかの方が探しやすいです。

「診断がなくても受けていいの?」 ― 受ける前に知っておきたいこと

ここからは、カウンセリングを受ける前に気になることを整理します。

断られることはない

「グレーゾーンなんですけど」「診断ないんですけど」と言って断られるんじゃないか、と不安に思う人は多いです。結論から言うと、断られることはありません。カウンセリングは診断の有無にかかわらず利用できます。「自分の特性を整理したい」「困りごとの対処法を考えたい」は、カウンセリングのど真ん中のテーマです。

「何を話していいかわからない」状態で予約して大丈夫です。カウンセラーが質問しながらリードしてくれるので、「うまく話さなきゃ」と準備する必要はありません。

筆者が実際に受けたときの話

実際に自分がオンラインカウンセリングを受けたときの経緯を紹介します。

WAIS(知能検査の一種)を受けて、得意なことと苦手なことの差が大きいってわかったけど、数字を見ただけでは「で、どうすれば」がわからなかった。本を読んでもピンとこない。自分のケースに当てはめて話を聞いてくれる人がほしくて、オンラインカウンセリングを探し始めた。

検索したら「19社比較」みたいな記事ばっかり出てきて、逆に選べなくなった。どこも「臨床心理士在籍」って書いてあるけど、発達障害のことを相談しても大丈夫なのかがわからない。「診断ないんですけど」って言って「それはうちじゃないですね」って返されたらどうしよう、って思った。

結局cotreeで予約した。初回はめちゃくちゃ緊張して、何を話せばいいかわからなくて、「WAISの結果があるんですけど」ってそこから始めた。カウンセラーさんは「それは大事な情報ですね。結果を見ながら、どういう場面で困ってるか教えてもらえますか」って返してくれた。そこから会議の話とか忘れ物の話をした。50分、意外とあっという間だった。

初回で何を話すか不安な人は、WAISの結果や「最近困っていること」を1つだけメモしておくと話し始めやすいです。詳しくは も参考になります。

続けるかどうかは1回受けてから決めていい

「続けるべきですか?」と聞かれることがありますが、1回受けてから考えるので十分です。

1回受けて「あ、これは続けた方がいいな」と思った。1回で何かが解決するわけじゃないけど、困りごとを話したら「そういうパターンの人、多いですよ」って言ってもらえて、ぐるぐる考えてた時間がちょっと減った。問題は費用で、月2回だと1万円。しばらく都度払いで続けたあと、サブスク型のサービスに切り替えた。

「1回で効果がなかった」と感じても、それは普通です。カウンセリングは数回かけて少しずつ整理していくものなので、まず2〜3回を目安にしてみてください。

筆者はどれを使ったか

最初はcotreeで始めました。マッチング診断で提案されたカウンセラーさんと話しやすくて、数回続けました。その後、月額の方がコストを管理しやすいと感じてKimochiに切り替えました。

うららか相談室は、対面で受けたいと思ったタイミングで一度利用しました。

どれが「一番いい」ということはなく、自分の状況に合わせて使い分けるのが現実的でした。

よくある質問

よくある質問と、グレーゾーンの当事者目線での回答をまとめました。

カウンセリングと精神科の違いは?

精神科は医師が診断・投薬を行います。カウンセリングは心理士が対話を通じて整理や気づきを促します。投薬は行いません。グレーゾーンで「診断はいらないけど、自分の特性を整理したい」なら、カウンセリングの方が合っている場合が多いです。

どれくらいの頻度で受けるのが一般的?

最初は月2回(2週間に1回)くらいで始めて、落ち着いてきたら月1回に減らす人が多いです。「何回で終わる」というものではないので、自分のペースで調整して大丈夫です。

「合わないな」と感じたらカウンセラーを変えていい?

全然いいです。むしろ最初の1〜2回で「この人に話しやすいか」を確認するのが大事です。「話した後にモヤモヤが増えた」「質問ばかりで整理が進まない」と感じたら、カウンセラーとの相性が合っていない可能性があります。合わないまま続ける方がもったいないです。3社とも、カウンセラーの変更は自由にできます。

カウンセリングの内容は会社にバレる?

バレません。カウンセリングの内容は守秘義務で保護されています。健康保険を使わない自費のオンラインカウンセリングであれば、会社に知られる経路はありません。

セルフワークと並行した方がいい?

並行できるとより効果的です。カウンセリングで整理した内容を、日常でセルフワークとして実践するという使い方をしている人もいます。認知行動療法のセルフワークに興味がある人は 認知行動療法のセルフワーク ― おすすめ本と始め方 も参考になります。

まとめ

もーやん

ぶっちゃけ、受けてよかった?

かりぶー

よかった。1回で何かが劇的に変わるわけじゃないけど、自分の困りごとに名前がつく感じがあった。ぐるぐる一人で考えてた時間が減ったのが一番大きい。

もーやん

費用がちょっと心配だけど、まずは1回だけ試してみるのもありかな。

かりぶー

それでいいと思う。Kimochiなら初月割引があるし、cotreeは1回だけの都度払いもできる。合わなければやめればいいだけだから、「とりあえず1回」で十分。

もーやん

まだ自分の特性が整理できてないんだけど、カウンセリングの前にやっておいた方がいいことってある?

かりぶー

「困ってること」を1つだけメモしておくくらいで大丈夫。整理するのはカウンセラーの仕事だから、うまく話す準備は要らない。特性をもう少し自分で把握してからにしたいなら、「自分は発達障害かも」と思ったら最初にやること から始めるのもいいと思う。

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本記事は医療上のアドバイスを提供するものではありません。具体的な診断や治療については医療機関にご相談ください。
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この記事を書いた人

「なんかしんどい」の正体に、対処法をお示ししていくメディアです。

運営者はグレーゾーン当事者(通院歴あり・WAIS等で凸凹判定)。
大手企業で働きながら、自分自身の「得意と苦手の凸凹」と折り合いをつける方法を模索してきました。

このサイトでは、当事者としてのリアルな体験と、論文・臨床知見など学術的根拠に基づく構造的な整理を掛け合わせ、「高機能グレーゾーンの大人」が使える実用情報をまとめています。

記事の内容は臨床心理士・公認心理師の有資格者の確認を経て公開しています。しかし、私たちは医療の専門家ではありません。診断や治療の代替となるものではないことをご承知おきください。

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